5.瓦屋根の細部の名称-鬼瓦とか(屋根の雑学知識) - 知れば知るほど楽しくなる日本めぐり(建物・日本建築・歴史)

5.瓦屋根の細部の名称-鬼瓦とか(屋根の雑学知識)


[X]瓦屋根の細部の名称

1.屋根瓦の各部の名称

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2.大棟を構成する瓦(上部から)
イ.雁振(がんぶり)瓦――棟の上にかぶせた瓦
ロ.熨斗瓦――棟の下に短冊形に積んだ瓦
ハ.輪違瓦――
ニ.菊丸瓦――
ホ.面戸瓦――棟と平瓦の間に置く。
棟の瓦

3.屋根部の瓦
イ.平瓦――下反りの瓦。屋根の一番下は軒平瓦
ロ.丸瓦――屋根の一番下は軒丸瓦(先端の紋様のある円形部分を瓦(が)当(とう)という)
ハ.熨斗瓦――平瓦の反対に上反りの瓦

瓦の名称

4.破風にのっている瓦・・・掛瓦

5.鬼瓦・・・鬼瓦は、棟の末端に付ける装飾瓦で、悪霊が寄り憑くのを避ける「厄除け」と、棟の端から雨が浸入することを避ける「雨仕舞い」を兼ねている。
鬼瓦

鬼瓦

6.鬼板・・・鬼瓦と同じに位置に取り付けるが、鬼面が彫刻されて
いない板状のものをいう。木・瓦を材料とした。
鬼板

7.獅子口・・・鬼瓦に相当するところに駒形をした箱型を据える。頂上に「経の巻」(円筒形の巴瓦)を3〜5本のせる。その下に山形の綾筋模様をつける。現在では瓦葺きの棟の仕舞として使われてるが、本来は桧皮葺きや柿葺きなどの屋根の棟重(おも)しとして造られ、装飾を兼ねた瓦として使われていた。その後、桧皮葺きに限らず、鬼瓦と同じように瓦葺き屋根にも獅子口が使われるようになっていった。
獅子口

8.鴟尾・・・棟両端に据える魚尾形の飾り。古代は沓形といった。火除けのまじないとして用いられた。 魚が水面から飛び上がり尾を水面上に出した姿を具象化したもので、屋根の上面が水面を表し、 水面下にあるもの(建物)は燃えないとの言い伝えから火除けとして用いられたと考えられている。
鴟尾

9.留蓋・・・降棟・隅棟の軒近くに付設される雨漏りを防ぐための瓦。
留蓋

10.鳥(とり)衾(ぶすま)・・・元来は棟の隅木(屋根の四隅に突き出た比較的大きめの軒下の部材)の腐食防止の為に蓋をする瓦。
鳥ぶすま

屋根の知識があるともっと日本めぐりが楽しめます

屋根について
1.屋根の種類(葺く材料による分類)
2.瓦屋根の各部の名称
3.屋根の種類(屋根の形による分類)
4.特殊な屋根の形式
5.瓦屋根の細部の名称
6.屋根から見た寺院建築と神社建築

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