2.門の呼び名-山門とか仁王門とか(門の雑学知識) - 知れば知るほど楽しくなる日本めぐり(建物・日本建築・歴史)

2.門の呼び名-山門とか仁王門とか(門の雑学知識)


[U]門の呼び名

1.山門と三門
●山門・・・寺院の門。寺に寺号のほかに○○山と山号をつけたために生じた呼び名。


●三門・・・寺院の本堂(涅槃とする)に至るまでに通らねばならない空門・無相門・無作門の三解脱門を略していう。

建築史的見解では、初期の寺院の門構えは南面する正門、東西2つの副門から構成されており、これを称して三門と呼んだという。

時代が下ると左右に脇門が付属する大門の形となり、さらに大門のみが残る形となったが、三門の呼び方は残ったとされる。

京都 国宝東福寺の三門
東福寺 国宝三門

そのほか、三門の名称の由来には、
・貪・瞋・痴の三毒を解脱する境界の門、
・声聞・縁覚・菩薩の三乗が通る門
などの説がある。

三門には扉を設けないものがあるが、これは一切衆生が仏門に入ることを拒まない仏の大慈悲心を表すものといわれる。

2.仁王門と二天門と随身門

●仁王門・・・(二王門とも)仏法の守護神である阿形と吽形の二王(金剛力士)像を左右に安置した門。

●二天門・・・門の左右に四天王のうちの二天像を安置したもの。

●随身門・・・神社で、随身姿の二神の像を左右に安置する門。仏寺の仁王門にならったものといい、この二神を俗に矢大臣・左大臣ともいう。

法隆寺の中門(仁王門)
法隆寺中門(仁王門)の写真


門の知識があるともっと日本めぐりが楽しめます

門について
1.門の種類
2.門の呼び名
3.寺社以外の門

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