有名な鳥居を知っておけば、観賞の幅も広がります。
5.著名な鳥居
@日本の三鳥居
●吉野・銅の鳥居(かねのとりい)(重文)。
金峯山寺・蔵王堂の参道に建つ。室町時代のものと伝える。高さ8メートル。
●安芸の宮島・朱丹の大鳥居(木造)(重文、世界遺産)。
厳島神社・社殿前の海中に建つ。楠造り両部鳥居。
現在の鳥居は平安時代から数えて8代目で明治8年(1875年)7月に完成したもの。
●大阪四天王寺・石の鳥居(重文)
永仁2年(1294年)に造られた日本最古の石造りの大鳥居の一つとされている。
A日本3大石鳥居
●日光東照宮(重文)・・・黒田長政による寄進。
●八坂神社(重文)・・・・南楼門前の鳥居。
●鶴岡八幡宮(重文)・・・一の鳥居 若宮大路の南側の鳥居。
B京都三珍鳥居
●木嶋坐天照御魂神社 三柱鳥居。
●厳島神社 (京都市上京区) 京都御苑内の唐破風石鳥居。
●北野天満宮境内社 伴氏社の石鳥居。
Cその他
●熊野本宮大社・・・高さ33.9メートルで日本最大。
●伏見稲荷大社・・・鳥居の数、約1万基。
●平安神宮・・・・・高さ24.4メートル。
●気比神宮・・・・・国の重要文化財。木造としては高さで日本3番目。
●山形市元木の石鳥居・・・平安時代建立の日本最古の石鳥居。(重文。)
●野宮神社・・・・・樹皮がついたままの「黒木鳥居」。古代の鳥居の形式を伝えている。
●粟嶋神社 (宇土市)・・・日本一小さな鳥居といわれる「腰延べ鳥居」。これをくぐると婦人病を初めとするさまざまな病が平癒するといわれる。
●陶山神社 (有田町)・・・・明治 21年 (1888年) 奉納の磁器製。
●山王神社 (長崎市)・・・二の鳥居は原爆の爆風により片方の柱が吹き飛び「一本柱鳥居」と呼ばれる。
安芸の宮島・朱丹の大鳥居(木造)(重文、世界遺産)

日光東照宮 石鳥居
