鳥居は最も単純な建築物ですが美を感じるようなります - 知れば知るほど楽しくなる日本めぐり(建物・日本建築・歴史)

鳥居は最も単純な建築物ですが美を感じるようなります

鳥居は神社の聖域への入口を示すもので、寺院にはない、神社の象徴です。

鳥居の設計は、最も単純化した建築であるだけに、

日本建築の伝統美のエッセンス

全体の調和のとれた比率や立ち位置のたたずまい

島木の反り

柱の傾き

などから、日本建築の伝統美をつくりあげた技法の粋が込められています。


鳥居の構造は、

2本の柱を貫通する貫と

柱上の水平材の島木は、屋根のようにせりだす笠木となります。


日本建築の「屋根・柱・開口部」という建築の基本要素を単純化したものと言えます。


鳥居の設計法(木割)
江戸時代木割書「匠明」に詳しく記されています。


貫の長さは
「五間割可用」ごまわりをもらうべし
⇒貫全体を五等分し両側五分の一ずつ貫の出とせよ
(貫の全長を基準として出の長さ求めている)
⇒柱間の三分の一を貫の出の長さとする

高さは
「見上げ見下げし、野中の一本杉という口伝有」
⇒鳥居は野中の一本杉のように屹立する姿がもっとも需要である

鳥居の単純な美から、神の本質が見えるようになったら一人前のようです。


京都・平安神宮の鳥居
DSC07830.jpg

<鳥居の記事>
鳥居について学びます(テキスト)

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